いま、あなたの力が問われています!新人職員に対してすぐできるアプローチとは?
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こんにちは。日本教育クリエイト研修開発部です。
この時期になると、4月に入職してきた新人職員もすっかり表情が凛々しくなり、任せられる仕事も増えつつあるのではないでしょうか?新人職員を見て「成長したな」と感慨深い思いになる先輩職員もいると思います。
しかし、もう少しじっくりと周りの新人職員を見てみてください。
一人や二人、元気のない職員、自信のない表情をしている職員、質問や意見を言わない、または言わなくなった新人職員がいるのではないでしょうか。
「4月に新人職員と出会った時は緊張感の中に笑顔があったはずなのに・・・」
人の変化には理由があります。まずはその変化の理由を考えてみてはいかがでしょうか。
「自分はもっとできると思っていた。でも現実は先輩からの注意ばかりで1日が終わってしまう・・・」
「いきなり現場に連れ出され、わけもわからず先輩の真似をした。あの仕事の意味って何だろう?」
「質問したくても、先輩が忙しくて全然話を聞いてくれない。それなのに、急に仕事を依頼してきて手間取ってしまい、とても怒られた」
こういった経験は先輩職員も大なり小なり経験あるかと思います。
「描いていた仕事のイメージが現実と異なっていた」、それは医療・福祉・保育業界に限ったことではありません。
全業界であることで、新人職員が陥ることなのです。
時間が経てば、描いていた通りの仕事に近づき、「この仕事を続けて良かった」と思えるでしょう。
今すぐにできるあなたの支援とは?
それは新人職員を「承認」することです。
「承認」とは、相手の存在、行動、成長、成果などに対して「私はあなたのこと気づいていますよ」というメッセージを伝えていくことです。
人間は承認を得ることで安心感を得られ、自信をもつことができます。
「最近は一人で担当できる業務が増えましたね!」
「引継ぎ日誌がとても見やすいですよ」などです。
挨拶をするときに、「○○さん、おはよう」とあえて名前を呼ぶことで「承認」の意思を伝えられます。
難しいことではないと思います。
是非、今日から試してみてはいかがでしょうか。
新人職員も同様に人は、仕事のやりがいや誇り自分の居場所や価値を実感できることで成長し続けられるのです。
あなたは「承認」できていますか?