ご存知ですか?採用難、人材不足が本格化するのかこれからの10年
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こんにちは。日本教育クリエイト研修開発部です。
人口減少と高齢化はすでに認知されていますが、組織の実運営に影響を及ぼす時期について的確に捉えている介護・医療・保育業界の経営者はまだ多くはないのが現状なのではないでしょうか。
現に労働人口は2010年までは増加していました。しかし、2010年を境に労働人口は激減します。
2030年は1,300万人の減少、2050年には3,100万人減少することが予想されます。
労働人口の減少が与える影響について、的確に捉えている組織はどの程度いるのでしょうか。
今後予想されるのは、人材がほしくてたまらない企業が、採用費をかけて少ないパイを奪い合う状況です。
現時点採用が厳しいと感じている業界は、より一層採用の壁が高まり、他業種との人材の取り合いになることが予想されます。
そうなる前に、これからの10年を見据えた、人材の育成・定着の仕組みづくりが、今後訪れる人材不足の危機をのりきるための、分かれ道になります。
人が定着する組織にあるのはモチベーション!?
待遇だけに頼らない、強い組織のつくり方
もちろん、いくら労働人口が減少するとはいえ、採用活動は、今後も継続していかなければなりません。大切なのは人材の定着についても同時にすすめていくことです。
膨大な採用費をかけて採用しても、定着の仕組みがなければ、人材の流失はとまりません。
人材紹介会社へ手数料を支払って採用しても、採用しては辞め、また採用するという負のスパイラルから脱却することはできません。
日本教育クリエイトでは、人が組織に定着するための要素について、モチベーション行動科学の理論をベースに分析を行っています。
人が組織に帰属する4つの『P』とは
人が組織を選ぶ際、左図のいずれかの「魅力」を感じることができているか、ということが重要になります。そして4つの魅力の中で最も改善しやすいのは、人材の魅力といえるでしょう。
自社内のスタッフを思い浮かべたとき、信頼できる仲間や上司、先輩に恵まれていると感じることができる環境は整っていますか?
特に、組織における管理職種の立ち居振る舞いは、人材の定着において重要な役割を果たします。
日本教育クリエイトでは、研修というツールを活用し、人が育つ環境づくり、定着の仕組みづくりのご提案を行っています。
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