人材定着

超高齢化社会=採用難時代 今すぐ取り組むべき課題とは【後編】

前回はなぜ定着しないのか、離職する原因についてお伝えしました。

今回は定着するシステムについて考えていきます。

定着する方法とは?

辞めていく職員だけに原因を求めるのではなく、定着や成長を阻む問題が組織内にないか見直してみましょう。しかし日々忙しい業務の中で常に新人とマンツーマンで仕事をすることは現実的ではありません。だからこそ、組織として新入職員をフォローする体制を整えることが、新入職員の定着には不可欠です。そのキーワードとなるのが「計画的な育成」です。

育成というと、専門スキルの向上をイメージしがちですが、新入職員が定着するためには、組織理念の認識や仕事に対する基本姿勢、社会人としてのマナースキルも必要です。

また、新入職員が時期ごとに湧き上がる不満や悩みを解決することも重要になってきます。適切なタイミングで新入職員の下がった気持ちを持ち上げ、業務に取り組んで頂くことを「研修」を通して行って頂きたいのです。研修は新卒職員も中途職員も共通の内容を学び、業務で活かせるように身につけていかなければなりません。そして新入職員の状況を確認しながら「あるべき姿、なりたい姿」を一緒に共有し、目標を立てて達成できるようサポートを行っていければよいでしょう。

例えば、着任後の新入職員の状況を考えてみましょう。職員としての自覚や価値観が統一されていない時期です。不安もありますが、新しい職場に対する期待も大きいです。この時期に目指すべき姿を明確にすることが、今後組織の一員としてキャリア形成に繋がります。

着任半年後は、新入職員が少しづつ仕事に慣れ始め、職務への関わり方や進め方、受けた指示の確認など、より業務が円滑に進むよう上司や先輩職員とのコミュニケーションの取り方を学んでいきます。そうすることで、働きやすい職場環境を自ら工夫して作り出す姿勢が生まれます。

このように、時期ごとにフォローをし、居場所を与えることで、新入職員は承認を得られ、定着していきます。

それとともに、上司や先輩職員の受け入れ態勢を整えなければなりません。そのためには「教育担当者」向けの研修を行うことで、新入職員がより定着する効果的な役割があります。教育担当者としての役割を理解し、育成計画を主導することで今後働きやすい環境作りを担っていかなければなりません。人が育つ土壌を作っていくことも組織活性化や運営において、重要な意味をもつのです。

日本教育クリエイトでは計画的な新入職員研修や育成の重要性を理解する教育担当者向け研修、長期定着ができる組織作りを行う管理者向け研修など、様々な研修をご提案しています。

新入職員は将来を担った大切な人勢です。新入職員も活かすも寝かすも育成次第です。

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