組織を強くするモチベーションコラム
コミュニケーション

仲良くするだけでは足りない!? 組織のコミュニケーション

仲良くするだけでは足りない!?組織のコミュニケーション

進路ガイダンスで高校に伺うことが多いこの時期、気になることがあります。それは、「コミュニケーション」や「協調性」についてです。学生だけではありません。医療介護職研修、管理職研修でさえも感じるその気になること。
今回は、コミュニケーションについて一緒に考えてみましょう。

「仲良し」だけでは子供のコミュニケーション

よくあるのは、「仲良し」という勘違いです。

「1ねんせいになったら~、ともだち100人できるかな~」の歌にあるように、子供の世界では、初対面で、クラスで、遊んで、会話をして…など友達になって「一緒にいて楽しい」が目指すゴールです。

しかし、一歩社会に出て組織に入ってからのコミュニケーションというのは、それと同じでは困ります。勘違いの認識のままでいると、職場で揉めたりこじれたり…致命的な人間関係のトラブルになったり、最悪の場合メンタル疾患や離職に至ってしまうことも少なくありません。

対立も自然の流れ。コミュニケーションの一部

組織社会は、基本的に「一緒に働いて成果を出す」ところです。職場の人間関係は、「友達」ではありません。目的達成のためには、ひとつではなく多角的な視点から考え、試行錯誤を繰り返します。多様な価値観から複数の意見があり、対立するのは至極当然の経過です。その対立を経てこそ、そこからより良い新しくクリエイティブな発想が生まれ、チームで成し遂げた達成感や充実感も、より高いものになっていきます。

しかし、対立を必要以上に怖がると、「仲が良い」けれど「本当のことが言えない」という環境になりかねません。対立がなければ思考は同質性が高まるだけ。これではクリエイティブな発想も、イノベーションも起こりません。

また一方で、リーダーや役職者の方は「部下に嫌われるのが嫌」「ハラスメントが怖い」などと、「業務上必要な指導」ですら躊躇してしまってはいませんか。

対立は、コミュニケーションや、チームの成長経過の一部であり、「けんか」ではありません。価値観や考え方の違いを乗り越え、そこからより良い方法や結果を共に創り出すために、我々はコミュニケーション力を高めていく必要があるのです。

いかにうまく利用しながら良い結果を出すか

少しドライな言い方のように感じますが、組織社会でのコミュニケーションは言うなれば、自分が他者を、また他者が自分を「うまく利用し合いながら良い結果を出す」ための手段です。

現代社会の組織では、業務は専門や技術によって職種で分けられ、知的労働になればなるほど「分業化」されます。コミュニケーションを怠れば、あっという間に共通認識は分断されます。誤解なく正確に考えや意図を伝え、自分も相手もそれらを理解することは、互いに人間関係を円滑にし、信頼関係を深めるのみならず、業務を効率的にして生産性を上げます。

「人と繋がる力。よい影響を与え合う力。」
コミュニケーションとは、その表現力なのです。

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