入院説明を動画化すると何が変わる?年間400万円の効果を生む改善策
目次
入院説明にかかる時間、見直したことはありますか?
現場の“当たり前業務”に潜む大きなロス
入院案内、持ち物の説明、病棟のルール、ナースコールの使い方…。
医療現場では、日々多くの「説明業務」が発生しています。
どれも必要不可欠な業務ですが、
そのほとんどは毎回同じ内容を繰り返している定型業務です。
忙しい業務の合間に、同じ説明を何度も繰り返す――
この状態が、スタッフの負担になっていると感じたことはないでしょうか。
こうした現場の課題をテーマに、
入院説明の動画化によってどのような改善が見込めるのかを解説したYouTube動画を公開しました。
まずは、実際の現場でどのような課題が起きているのか、その現状を数字で見ていきましょう。
まずは現状を数字で見てみる
年間2,000時間以上が説明業務に費やされている現実
例えば、病床数500床の医療機関を想定してみます。
- 年間入院患者数:約6,800人
- 1回あたりの説明時間:約20分
これをもとに計算すると、
年間約2,267時間が入院説明に使われていることになります。
これは、看護師1人分の年間労働時間(約1,800時間)を超える水準です。
つまり、1人分以上の人員が説明業務に費やされている状態とも言えます。
入院説明を動画化すると何が変わるのか
定型業務を切り出すことで大幅な時間削減が可能に
入院説明の中には、
- 病棟のルール
- 持ち物や準備物の案内
- 食事や面会の説明
- ナースコールの使い方
- 院内設備の案内
など、毎回同じ内容を伝える部分が多く含まれています。
これらを動画として整理し、患者さんに視聴してもらうことで、
スタッフがすべてを口頭で説明する必要がなくなります。
どのくらいの効果が出るのか
年間1,500時間以上の削減と約400万円の価値
仮に説明業務の70%を動画に置き換えた場合、
削減できる時間は以下の通りです。
- 年間削減時間:約1,587時間
これを人件費(時給2,500円)で換算すると、
- 約397万円分の業務時間削減
となります。
つまり、
動画1本で毎年約400万円相当の効果が生まれる可能性があるということです。
スタッフ側のメリット
業務効率だけでなく、働きやすさも改善
入院説明の動画化は、単なる効率化にとどまりません。
① 精神的負担の軽減
同じ説明を繰り返す業務から解放されることで、
本来のケアや患者対応に集中できる環境が生まれます。
② 説明品質の均一化
担当者による説明のばらつきや抜け漏れがなくなり、
安定した情報提供が可能になります。
③ 新人教育の負担軽減
動画を活用することで、新人スタッフでも安心して対応でき、
教育コストの削減にもつながります。
患者側にも大きなメリットがある
「わかりやすさ」と「安心感」の向上
この取り組みの価値は、スタッフだけではありません。
① 自分のペースで理解できる
入院直後の不安な状態でも、
動画であれば落ち着いたタイミングで何度でも確認できます。
② 家族と情報共有しやすい
動画を共有することで、
離れて暮らす家族にも同じ情報を届けることができます。
③ 気を使わず確認できる
「忙しそうだから聞きづらい」といった遠慮がなくなり、
結果として満足度向上にもつながります。
コスト以上の価値がある投資
現場改善と満足度向上を同時に実現
入院説明動画は、数万円程度で制作できるケースもあります。
年間約400万円相当の効果を考えれば、
初年度から十分に回収できる投資と言えるでしょう。
そして何より重要なのは、
- スタッフが余裕を持って働ける環境
- 患者さんが安心して過ごせる体験
この両方を同時に実現できる点です。
動画で、具体的な効果を確認してみませんか
数字と現場視点で分かりやすく解説
今回ご紹介した内容は、YouTube動画の中で、
具体的な数値とともに詳しく解説しています。
「自院でも導入できるのか」
「どの程度の効果が見込めるのか」
ぜひ動画もあわせてご覧いただき、
現場改善のヒントとしてご活用ください。
