組織を強くするモチベーションコラム
人材定着

コミュニケーション研修が職場で必要とされる理由とは?

コミュニケーションは重要なスキルのひとつ


コミュニケーションについて、その重要性やコミュニケーション力向上の必要性を多くの人が感じていると思います。しかしながら、「なぜ、重要とするのか」「なぜ、向上させる必要があるのか」に対しての明確な答えを持っている人は決して多くはない現実があります。

コミュニケーションとは何なのか?コミュニケーションの本質は何か?コミュニケーションの重要性・必要性はどのようなことなのか?そして、職場や組織でより良いコミュニケーションを実現するためにはどうすれば良いのか?
テレワーク、SNS、デジタルコミュニケーションが主流とも言われる今だからこそ!多様性が求められる現代だからこそ!改めての確認と学びが必要なのです!

コミュニケーションとは?

「コミュニケーションとは何ですか?」と誰かから問われたとき、あなたならどう答えますか?
言葉というものは、人によって様々な解釈や表現があって、その言葉の意味を知っていたとしてもコミュニケーションとしては成立しないなんてこともあり得ます。コミュニケーションの意味と本質を理解することによって、いかに職場でコミュニケーションが重要なのかも見えてくるのではないでしょうか?

コミュニケーションは情報伝達や意思疎通の表現

コミュニケーションの意味としては、人と人がお互いに情報伝達や意思疎通を行うプロセスのこととされています。
もし、コミュニケーション=「会話」「話し合い」だとするとどうでしょうか?話す言語が違うと情報伝達や意思疎通は難しくなりますよね?そうするとコミュニケーションはとれないということになるでしょうか?
もちろん、そんなことはありませんよね。表情や身振り手振りなどで伝え合うことはできますし、心と心が通い合うことだってあるわけです。
言葉、表情、心のいずれであっても、お互いに理解し合う、つまりは「共有」するための手段こそがコミュニケーションの意味であり本質であると言えます。

職場でコミュニケーションが重要な理由

コミュニケーションが「共有」のために行われるのであれば、これ以上に職場において重要な理由などあるでしょうか?
仕事は一人で行うものではありません。職場は一人で成り立つものではありません。共に働き、共に支え合う仲間がいます。お互いの理解を深め、お互いの気持ちや考えを「共有」することで、職場内の連携はスムーズになります。
そして、いわゆる報連相のような「情報共有」も促進されることで、ミスの減少やエラーの防止につながり生産性も向上していきます。

さらに、お互いを深く理解し合うことで良好な人間関係が築かれていきます。人間関係は職場の環境を左右する重要な要素です。人間関係は、働く従業員の思考と行動に大きく影響し、仕事や業務の成果に結びついています。劣悪な関係な職場環境では、成果も出ず従業員のモチベーションも低下、離職者を増やすことにもなるでしょう。
しかし、良好な関係性の職場では、良いアイデアや前向きな行動が後押しされ、やりがい、誇り、達成感など、従業員満足度を向上させます。当然、仕事の成果も出るのでさらなるモチベーションの向上、より良い関係性の構築という好循環が起こるのです。

コミュニケーション研修が必要とされる理由

コミュニケーションが職場の成果に結びつくということは、従業員のコミュニケーションスキルをアップさせることが成果を出す第一歩ということになります。
しかし、我々は、コミュニケーションを当たり前のこととして捉えすぎてしまっています。表現を変えますと、毎日コミュニケーションを欠かさずとっているため、改めて学んだり考える機会を得ようとしていないのです。
それでは、職場の成果も遠のいてしまいます!時代は刻一刻と変化しています。コミュニケーションも学び直しや磨き続けることが重要なのです!

コミュニケーション研修とは?

コミュニケーション研修は、コミュニケーションについての基礎を理解することとスキルを学び身につけるための研修です。一口に「コミュニケーションスキル」と言っても、聴く力伝える力対話力質問力相手によって表現を変える感情に流されず話をするなど、実に幅広い内容です。
それらのコミュニケーションスキルを従業員の一人一人が高めていくことで、職場全体のコミュニケーションの質と環境を向上させることが目的であり、ある特定の階層や業種だけが行えばよいというものではありません。

職場でコミュニケーション研修が必要な理由

繰り返しになりますが、従業員一人一人のコミュニケーションスキルを向上させることで、職場環境の向上、連携の強化、生産性の向上が図れます。どんな業種業界であっても、自分勝手な判断や報連相の不備などによるコミュニケーションのミスは必ず何かしらのトラブルを起こすものです。
さらに、その責任の押し付け合いや擦り付け合い、お互いの足を引っ張り合うような職場はどうでしょうか?成果が出ないどころの話ではありません。顧客や社会からの信用の失墜、業績の悪化へとつながり組織は窮地に追い込まれます。
たかがコミュニケーションなどと捉えずに、職場や組織の未来を左右する一つの重大要素として、全従業員のコミュニケーションスキルアップが必要なのです!

コミュニケーション研修の主な内容

・コミュニケーションの基本原則
・コミュニケーションの基本である「聴く力」を学ぶ
・相手に伝わる「伝える力」を学ぶ

コミュニケーション研修の種類(医療・介護向け)

前述のとおり、コミュニケーションスキルは幅が広く、どのようなスキルを学び身につけるかによって研修の中身や内容が変わります。代表的なコミュニケーションスキルの種類を紹介いたします。

感情のコントロールとコミュニケーションの研修

医療機関向け感情のコントロールとコミュニケーションの研修はこちら
介護施設向け感情のコントロールとコミュニケーションの研修はこちら

信頼関係構築コミュニケーション研修

医療機関向け信頼関係構築コミュニケーション研修はこちら
介護施設向け信頼関係構築コミュニケーション研修はこちら

他職種連携コミュニケーション研修

医療機関向け他職種連携コミュニケーション研修はこちら
介護施設向け他職種連携コミュニケーション研修はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。コミュニケーションは、学べば学ぶほど奥深いものでゴールはとても遠いものです。だからこそ、学び続けることに価値があるのだと思います。
すべての人は違う存在です。違う存在だからこそ、その違いを認め「共有」することが大切です。それができなければ、互いに自分を押し付け合うだけの殺伐とした関係になるでしょう。

従業員全員が「共有」することの重要性を理解して、スムーズな連携と良好な関係性の中で活き活きと働く職場づくりを目指しましょう!

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