医療機関向け研修
医療機関向け研修
情報は組織にとって宝であると同時に、自らを滅ぼしかねない諸刃の剣でもあります。個人情報漏洩など情報関連の事故が発生した場合、当事者のみならず組織全体にまで重大な影響を及ぼしてしまいます。また、SNS等の発展により、そういった事故発生のニュースは瞬く間に拡散され、従来よりも大きな規模で影響が及びます。
個人情報漏洩の防止は組織運営において重大な課題であり、運営の土台となるものです。
個人情報保護に関する問題は、①職員の意識、②職員の行動、③仕組みづくりの3つの観点から考えなければなりませんが、①職員の意識に依存しすぎていると、「どんなに教育を施しても一向に改善が見られない」というジレンマに陥ることになってしまいます。意識はあっても行動に移さなければ意味がないからです。①職員の意識のみならず、それを②職員の行動ベースに落とし込み、現場の業務において、事故を防ぐための行動を取れるようにする必要があります。そして、それらの行動が徹底されるように、現場の管理者は③仕組みづくりを進めていかなければなりません。
本研修では、具体的な事例を用いながら、①~③の習得を促していきます。
こんなお客様に最適
研修では「違う人の書類を渡してしまった」「USBを置き忘れた」「不正に情報を閲覧してしまった」など、現場で起こり得るリアルな事例を提示し、防止のためにやるべき行動について考えます。知識を知っているだけでは意味が無く、行動ベースにまで落とし込むことで初めて現場での実践につながります。
職員の意識・行動変革のみならず、個人情報保護が徹底されるような仕組み・体制づくりについても、事例を交えながら取り扱います。こちらをしっかりと押さえておくことで、「インシデントが発生しない組織」を作り上げることができます。
※ご希望の研修時間に応じて、プログラムをご提案します。